
STAND
Breath
肩ではなくお腹で息をする5分。日常のデスクウェルネスルーティンで、横隔膜を動かし緊張を下げます。

忙しい日常でも席を立たずにできる5分のウェルネスルーティンです。腹式呼吸で、まず体の緊張を下ろしてみてください。
ストレスを受けると肩が上がり、呼吸が浅くなります。胸だけが上下する胸式呼吸は首と僧帽筋に緊張をため、横隔膜は本来の役割を果たせません。お腹がふくらんでへこむ腹式呼吸は、5分で心拍数を下げる信号を送ります。デスクに座ったまま、立ったまま、寝たまま、同じパターンでできます。
この呼吸は瞑想ではありません。会議室のドアを閉めなくても、地下鉄で立っていてもできます。片手をお腹に乗せるだけで始められます。音を立てず、その場ですぐできます。
腹式呼吸は横隔膜が下がることで、肺の下部まで空気が入ります。浅い胸式呼吸と違い酸素交換の効率が上がり、肩と首の代償的な緊張が減ります。会議中に緊張したときは、吸う息を短く、吐く息を長くするだけでも落ち着く効果があります。
椅子に背をもたれ、片手はお腹、片手は胸に置きます。鼻から4秒吸いながらお腹の手だけ前に出し、胸の手はほとんど動かさないようにします。口から6秒吐きながらお腹をゆっくりへこませます。6秒より長い吐息が副交感神経を刺激します。
5分でおよそ25〜30回の呼吸です。肩が上がったら椅子の奥に座り直し、背骨を伸ばしてやり直してください。息を止めず、吐くあいだ唇を少し開くと空気が抜けやすくなります。
慣れてきたら、両手を肋骨の両脇に当ててみてください。吸うときに脇腹が少し広がれば、横隔膜が十分に下がっています。昼食後の眠気、会議前の緊張、寝つきが悪いときも同じパターンを使います。
めまいがしたら、4-6の呼吸を3-5に減らしてください。めまいは過換気のサインかもしれません。一日一回、同じ時間に5分を守ると、体がそのリズムを覚えます。
5分が終わったら、肩が始める前より下がったか感じてみてください。横隔膜が下がると、肩を上げる必要がなくなります。目を閉じると視覚刺激が減り、効果が出やすくなります。昼食後の眠気、会議前の緊張、寝つきが悪いときも同じパターンを。毎日同じ時間にすると、体がそのリズムを覚えます。
呼吸は道具がいらない唯一の回復ツールです。緊張が上がるたびに、胸ではなくお腹から確かめてください。今日一度、肩の代わりにお腹が動いているか確認してみてください。
昼食後に眠いとき、会議室に入る前に5分だけ使ってみてください。お腹が動いているかを手で確かめるだけでも、呼吸は深くなります。
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