
BREAK
STAND
席を立つ直前の3分。机や椅子をつかんでかかと上げ20回でふくらはぎと足首を起こし、座っていた一日を足で一度区切ってから出ます。

ノートPCを閉じてバッグのファスナーを上げる直前、一日がまだ椅子に縛られている感じが残ることがあります。首・肩ロールや会議の途中起立と違い、このルーティンの合図は「今日の席を立つ直前」です。閉じるボタンより3分先に、ふくらはぎと足首を起こします。
長く座っていると、つま先から膝までが静かに固まりやすくなります。大きな運動を新しく始める必要はありません。軽い動きで座っていた区間を一度切るだけでも、体と一日のリズムが変わります。WHOも、身体活動はどんな強度でもないよりよく、座っている時間を減らし軽い動きに置き換えていくのが助けになると述べています。かかと上げは、その切替を机のそばでそのまま行う方法です。マットも着替えもいりません。
メールを送り終えたあと、または明日のやることをメモした直後がよいです。「もう帰る」感覚が生まれた瞬間を合図にすれば、運動アプリを別途開く必要もありません。在宅でもオフィスでも、席を立つ前の最後の動作として固定しておきましょう。
1. 椅子の背もたれか机の端を両手で軽くつかみます。体を預けず、バランスをとる程度にします。
2. 足は肩幅、つま先は自然に前を向きます。膝は少し柔らかく保ち、足裏全体に重さを感じてみます。
3. かかとをゆっくり上げ、同じ速さで下ろします。上げ下げを1回と数えます。息は止めず、自然に保ちます。
4. 20回を目標にします。途中で揺れたら少し止まり、姿勢だけ立て直してから続けても構いません。
5. 終わったら水を一口飲むか、窓辺まで歩いてから、バッグを肩にかけて席を立ちます。動きを「退勤の句点」にするのがポイントです。
初めてや足が疲れていれば、10回から始めても構いません。余裕のある日は、上げた姿勢で一息だけ止まってみてください。靴のかかとが高いなら脱いで、足が楽な方に替えて行う方がよいです。大事なのは完璧なフォームより、座った一日を一度切って立ち上がる習慣です。
階段1階は移動を選ぶときの合図で、食後歩きは食事のあとの場面です。ここは退勤・席整理直前の短い体起こしです。移動中の運動ではなく、「今日の椅子との別れ」に近いものです。
足がつらい、靴を脱げない、周囲が混んでいるときは、座ったまま足首だけゆっくり回しても構いません。片足ずつ10回だけでも、「立って一日を閉じた」感覚は残ります。回数より合図(席を立つ直前)を守る方が先です。
閉じる前にかかと20回。座っていた一日を足で一度切り、そのあとドアを出ます。
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